上顎洞に関するセミナーに行ってきました。

鼻の解剖図です。

鼻の構造を基礎からおさらいしました。

院長の日野です。

今日は、岡山へ日帰りの勉強会に行ってきました。
テーマは、上顎洞について。

「上顎洞」といっても、一般の方はピンとこないでしょうが、鼻に関連する空洞のひとつで、目の下、頬骨のあたりにあります。

風邪を引いたり鼻炎になったりすると、鼻水が溜まって重く感じたりしますね。

あそこです。

基本的には耳鼻科領域なのですが、上顎洞の炎症が実は歯に原因があったり、歯の痛みの原因が鼻にあったりするので、歯科も無関係ではありません。

しかし、歯科医でありながら鼻のことも勉強するのは、とても難しいんですよね。
本当は耳鼻科の先生と密に連携をとりながら診療にあたるべきなのですが、(お恥ずかしながら)耳鼻科の先生とは全然交流がないんですよ。
患者さんの全身疾患について問い合わせたりするので、まだ内科の先生との方が交流してたりするくらいです。

そんなわけで、重要なのに未知のエリア(すいません!)である上顎洞について、可能な限り知識を吸収するべく参加させていただきました。

今日の講師である長崎市の桝屋順一先生は、歯科医療サイドの上顎洞のプロフェッショナルで、日々耳鼻科の先生と連携をとりながら患者さんの治療にあたられています。
今日は、先生の数々の症例を見せてもらいながら、改めて上顎洞についての基礎知識から、耳鼻科の先生との連携の取り方、鑑別診断などについて、1日ミッチリ教えていただきました。

講義中の写真 パソコンでも記録をとっています。

ノートは手書きですが、パソコンにメモることもあります。

今日の講義では「講義中の写真OK」とのこと。桝屋先生のご厚意に感謝しつつ、写真を撮ってはノートを取り、ノートを取り、ノートを取り……。
あっと言う間に1日終わってしまいました。

桝屋先生ご本人はとても控え目な方で「たまたまこんな風に治っただけで、これが最良の治療ってわけじゃないかもしれないですよ」と、とても奥ゆかしいことを仰います。
しかし、先人があまりいない医学領域で、患者さんひとりひとりを大切に診て、ずっと記録をとってこられた重みがスライドから伝わってきて、つくづく頭が下がりました。

この世界の先輩のお仕事に触れると、いつも思います。
「追い越すことなんて、できない」と。

時の重み、経験の重みは、計り知れないものがあります。
でも「せめてこれ以上距離を離されないように、必死でついて行こう」と、今日も決意を新たにしました。

患者さんにベストな医療を提供するために、もっとがんばらないと!

 

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