8月15日(月)は、休診とさせていただきます。
悪しからず、ご了承くださいませ。

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こんにちは 院長の日野です。

みなさんご存知ないでしょうけど、医療機関の広告ってすごく規制が厳しくって、もし「ウチは、高知で一番ウマイ歯医者です!!」みたいなことを言うと、メッチャクチャ怒られます。
「一番スゴイ」「一番痛くない」「絶対治す」みたいな表現は、根拠なく自院の優位性を誇示していると見なされてNGなわけですね。

でも今日は、あえてタブーを犯して言いたいことがあります。
「アポロニア歯科は、高知で一番ヘンな歯医者です!!」と(汗)
ま、これも根拠はないのですが、自分の実感として「ウチよりヘンな歯医者は、ちょっと県内では無いんじゃないかな〜?」と思ってます。
何も知らずにウチに来て、ビックリして帰っちゃう人もいらっしゃるくらいですから。

「帰っちゃう」というのは極端な話ですが、わたしたちの一所懸命さの方向性と、患者さんが求めているものがズレていると、お互いに不幸です。
だから、もし万一「アポロニア歯科に行ってみようかな?」と思われたなら、まずはこの続きをご一読になって「どこがどうヘンなのか?」「求めている医療が得られそうかどうか」をご判断いただきたいのです。
お互いの思いが一致するならば、これほど幸せなことはありませんから!

■■■アポロニア歯科のヘンなところ■■■

1.県内では珍しい予防特化型歯科医院です。
ウチは、痛みを治したり虫歯を詰めたりといった「問題対処」も致しますが、虫歯や歯周病になる原因を取り除き、二度と虫歯・歯周病にならない環境をつくる「問題解決」を最重要視する予防特化型歯科医院です。
「わたくしどもでの一連の治療を、生涯最後の歯科治療にしていただく」
そんな夢のようなことを、本気で追いかけています。
ですから「ここだけ急いで治してほしい」などの「問題対処」のご要望については、素早く対応できないことがございます。あらかじめご了承ください。

2.初診時は2時間ほどお時間をいただいております。
緊急対応が必要な場合以外では、はじめて来てくださった方は、カウンセリング専門のスタッフが対応いたします。
根掘り葉掘り、あれやこれやとお話を伺います。
今の症状のこと、過去の病歴のこと、お困りのこと、特別なご希望は……などなど、
みなさん「歯医者でこんなに話をしたことがない!」とおしゃるくらいです。
また、県内では類を見ない独特のスタイルの歯科医院ですので、
「なぜ、このような歯科医療を提案しているのか?」
ということをすべての患者さまにご説明し、同意を得て診療に入っております。

3.初診時は、検査だけで終わることもあります。
カウンセリングのあと、診療室へご案内いたしますが、初診時は治療をしないことが多いです。例外的に、強い痛みがあったり、即処置しないと歯の寿命にかかわる場合のみ、応急処置を行います。
これは、お口の細菌学的な環境が悪い状態で治療をしても、成功率や耐久性・虫歯耐性の低い治療になってしまうからです。
「一度治したのに、1〜2年で虫歯が再発」となるのは、あなたもイヤだと思います。我々もそんなことは願い下げです。「治すからには、なるべく理想的に!」と考え、やむを得ない場合を除き「まずは環境を整えましょう」とご提案しております。ご理解いただければ幸いです。

4.健康保険のルールを厳格に適用します。
多くの医院では、保険診療において、法に定められたルールを弾力的に運用しています。しかし、弊院では、保険診療のルールをなるべく厳格に守りたいと考えています。
これは、みなさまの健康保険診療を円滑に実施するためです。
グレーゾーンでの運用を続けると、行政からご指導を受け、ひいてはみなさまにも多大なご迷惑をおかけすることになります。そのため、他院では保険でやっていることでも、弊院ではお断りする場合があります。
具体的には「健診(定期健診も含む)」「予防メインテナンス」「茶しぶの除去」「タバコのヤニ取り」「歯周病治療以外での歯石除去」などです。なにとぞご理解ください。

5.自由診療(保険外診療)もおすすめいたします。
わたしたちは、予防を最重要視する医院です。
「予防こそ、あなたのお口の問題を根本的に解決する」と確信しています。
しかし、予防接種や人間ドックに保険が効かないのと同様に「予防歯科」も健康保険が効きません。
その他、保険が効かないけれどカラダの為には良い治療、保険は効かないけれど状況改善に役立つサプリメントなど、さまざまな自由診療の選択肢があります。
わたしたちは、これらを「保険が効かないから」という理由でお勧めしないことは、一種の罪悪だと考えています。
だから、わたしたちは、健康に良いことであれば、たとえ自由診療であってもきちんとお伝えしていきます。
ただ、自由診療ですので、お断りになるのも自由です。
受診を強制することはありませんので、どうぞご安心ください。

6.完全予約制です。
わたしたちは、個々の患者さんに丁寧な治療をしたいと考えております。小さな歯科医院でそれを実現するため、完全予約制を採っております。
完全予約制とは、来ていただく時間だけでなく、お帰りになる時間も決まっている予約の仕組みのことです。
お約束の時間に遅れてご来院された場合も、終了予定の時間は決まっておりますので、内容を薄くして対応したり、予約を変更していただく場合もあります。
もちろん、杓子定規に適用するのではなく、院内の混み具合などを見つつなるべく柔軟に対応いたしますが、ベースの考え方についてはご理解ください。

まだまだいろいろヘンな所があるとは思うのですが、すべては「なるべく健康に良いことだけをやろう」 と考えあぐねて行きついた結果です。
これからも考え続け、より良い形に変えていきたいですが、今の時点のアポロニア歯科はこんな歯医者です。
これからも、ご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願いいたします。

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年末年始の診療についてお知らせいたします。

年末の診療は、12月27日(土)をもって終了いたしました。
年始は、1月5日(月)からとさせていただきます。

みなさま、よいお年をお迎えくださいませ。

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わたくしどもで制作しております番組「歯っぴーライフ」
毎年、年末にはスペシャル版を制作しておりますが、
今年は「院長にしゃべらせない企画」として、初の患者さんインタビューをお送りしています。

記念すべき一人目の患者さんは、岩井信子さん(84歳)です。
高知の民俗学研究家 岩井信子さんs岩井さんは民俗学の研究者で、高知の風俗や習慣をまとめる傍ら、より原初の人類に近い生活を記録するため、世界中の秘境を旅されています。

ここ10年くらいは、エチオピア西南部のスルマ族の生活の研究をされています。
文字すら持たず、文明と無縁の生活を送る彼らの文化は、人類の原初の姿をいまだ色濃くとどめている可能性が高いのだそうです。岩井さんは現地に赴き、スルマ族の部族社会に溶け込むように生活を共にし、夢中で研究をされていました。

ところが、ここで問題が持ち上がります。

頭に獲物を載せて運ぶスルマ族の子どもと岩井さんの写真

頭に獲物を載せて運ぶスルマ族の子どもと岩井さん

原初の人類の生活を追う旅では、必然的に「原初の人類の食べ物」に近いものを食べることになりますが、そういう食べ物は、かたくて、しっかりと噛まないといけないものばかりです。
だから現地の方々は、歯が悪くなると食事ができなくなり、弱って死んでいきます。 かつてはそれが当たり前の人類の姿だったわけですが、岩井さんも、その現実に直面してしまいます。
自分の歯が抜けて入れ歯の部分が増えたため、フィールドでの食事に不自由するようになってきたのです。
日本でなら、柔らかい文明的な食事がありますから、入れ歯でもなんとかなります。でも、過酷なフィールドワーク先では、そのようなものは手に入りません。
「ごはんが食べられないなら、フィールドワークはあきらめないと……」

そんなおり、たまたま入れ歯の調整で弊院へおいでになっていた岩井さんは、院長の日野に、気がかりだったあることを質問します。

それは、インプラント治療についての質問でした。
「日野先生はなさらないでしょうけど、インプラントをやったら、アゴに痺れが残ったりするんですよね?」

岩井さんは週刊誌や新聞の記事を見て「インプラント治療は不自然な治療だ」「事故やトラブルが多くて実用には耐えられない」「お金儲けの治療であって、真面目なアポロニア歯科はインプラントなんてやらない」と思っていらっしゃったのです。

「いやいや岩井さん、それは誤解というものです」
日野から現代のインプラント事情について説明を受けた岩井さんは、インプラントが既に実用的な治療であり、アポロニア歯科でも多くの患者さんがされているという話を聞いて、とても驚かれました。そして、その日のうちに「自分もその治療を受けたい!」と決心されたのです。

驚いたのは、日野の方でした。
インプラント治療に明示的な年齢制限はありませんが、当時既に80歳だった岩井さん。
50〜60歳の方に比べると、治療の条件は悪くなっています。
「やりたい!」と仰っても、すぐに「はいそうですか」とお返事できるものではありません。
「年齢のこともあるので、ダメかもしれません。でも、できるかどうかの検査だけ、一度やってみましょうか」
「検査の結果が 悪ければ、諦めてもらおう」というつもりで、日野はCT撮影をおすすめしました。
ところが、結果は意外にも「インプラントOK!」
念のために、岩井さんの内科の主治医にも意見を求めたところ、こちらもOK。
日野も覚悟を決めて、岩井さんのご希望を叶えることにしました。

80歳にしてインプラント治療を受けられた岩井さん。
ご感想をうかがうと「また歯が生えた感じ!」とのこと。
あらためて歯の大切さを実感された岩井さんは、インプラント治療をきっかけに自由診療での予防メンテナンスコースも受けられるようになりました。

お口の健康管理をキチンとうけることで、不安がなくなった岩井さん。

スルマ族の少女と岩井さんの写真

スルマ族の少女と岩井さん

一度はあきらめかけた夢でしたが、健康への自信を新たにされた今、84歳になられてもなお、道なき道を越えエチオピア奥地へ赴き、スルマ族研究に情熱を注がれています。

そんな岩井さんの人生をお手伝いできて、感激ひとしおなアポロニア歯科スタッフでした。

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鼻の解剖図です。

鼻の構造を基礎からおさらいしました。

院長の日野です。

今日は、岡山へ日帰りの勉強会に行ってきました。
テーマは、上顎洞について。

「上顎洞」といっても、一般の方はピンとこないでしょうが、鼻に関連する空洞のひとつで、目の下、頬骨のあたりにあります。

風邪を引いたり鼻炎になったりすると、鼻水が溜まって重く感じたりしますね。

あそこです。

基本的には耳鼻科領域なのですが、上顎洞の炎症が実は歯に原因があったり、歯の痛みの原因が鼻にあったりするので、歯科も無関係ではありません。

しかし、歯科医でありながら鼻のことも勉強するのは、とても難しいんですよね。
本当は耳鼻科の先生と密に連携をとりながら診療にあたるべきなのですが、(お恥ずかしながら)耳鼻科の先生とは全然交流がないんですよ。
患者さんの全身疾患について問い合わせたりするので、まだ内科の先生との方が交流してたりするくらいです。

そんなわけで、重要なのに未知のエリア(すいません!)である上顎洞について、可能な限り知識を吸収するべく参加させていただきました。

今日の講師である長崎市の桝屋順一先生は、歯科医療サイドの上顎洞のプロフェッショナルで、日々耳鼻科の先生と連携をとりながら患者さんの治療にあたられています。
今日は、先生の数々の症例を見せてもらいながら、改めて上顎洞についての基礎知識から、耳鼻科の先生との連携の取り方、鑑別診断などについて、1日ミッチリ教えていただきました。

講義中の写真 パソコンでも記録をとっています。

ノートは手書きですが、パソコンにメモることもあります。

今日の講義では「講義中の写真OK」とのこと。桝屋先生のご厚意に感謝しつつ、写真を撮ってはノートを取り、ノートを取り、ノートを取り……。
あっと言う間に1日終わってしまいました。

桝屋先生ご本人はとても控え目な方で「たまたまこんな風に治っただけで、これが最良の治療ってわけじゃないかもしれないですよ」と、とても奥ゆかしいことを仰います。
しかし、先人があまりいない医学領域で、患者さんひとりひとりを大切に診て、ずっと記録をとってこられた重みがスライドから伝わってきて、つくづく頭が下がりました。

この世界の先輩のお仕事に触れると、いつも思います。
「追い越すことなんて、できない」と。

時の重み、経験の重みは、計り知れないものがあります。
でも「せめてこれ以上距離を離されないように、必死でついて行こう」と、今日も決意を新たにしました。

患者さんにベストな医療を提供するために、もっとがんばらないと!

 

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